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テニス部体験談:アメリカでのテニスクラブ

アメリカでの留学時代、友達をたくさん作りたく入ったのが女子テニス部でした。
アメリカではそれぞれの部活のシーズンが決められており、一年のうちにいくつもの部活に参加することができますので、気軽に入ることができました。

まずはシーズン前に参加希望者のリストが作られます。その後、レギュラーメンバーが決められます。ある程度の基礎的な技術があるかどうか簡単なテストがあります。女子テニスクラブはその年とても人気で何人か参加出来ない生徒もいました。

シーズンがスタートすると、ほぼ毎日放課後練習です。まずは準備運動、サーブの練習、レシーブの練習と続きます。私の通っていた学校のモットーがHONESTだったので、掛け声もH・O・N・E・S・Tという風にかけます。みんなで円になって顔を見ながらする練習は、日本の部活風景とは違い和やかで楽しい思い出です。

さて、練習期間が過ぎると試合がどんどん多くなりシーズンの山に突入です。他校との練習試合、私はクラブに入って一年目なので先輩の応援にもっぱら励みます。それぞれのコートに行っては水など必要品を届け、しばらく試合を見つめます。先輩がいいショットを打つと「ナイス!」と掛け声をかけて励まします。試合中でも「ありがとう」と返してくれるので応援のしがいもあります。

そんなこんなで数カ月過ぎたころ、体力的にクラブを続けるのが難しくなりました。先生に伝えると、マネージャーとしてみんなの手伝いをしてコートが空いた時に練習したら良いと言ってくださり、クラブに残る事になりました。

毎日みんなの使う備品や飲み物などを準備しました。今までずっと一緒に頑張った仲間達なので、何か役に立てることが嬉しくあっという間に時間が過ぎました。チームとしても優秀な成績を残す事ができ、マネージャー名利につきます。

一年の留学も終わりにさしかかり、早くもクラブのみんなとお別れ会の日になりました。
クラブの生徒と生徒の親が集まりバーベキューです。最後に、テニスボールのおもちゃにクラブの一人一人の寄せ書きとサインを書いてプレゼントしてくれました。その中でも一番嬉しかった一言は「あなたがいてくれなかったらこんな良いテニスクラブにならなかった」という言葉でした。クラブの成績に何か貢献出来たわけではなかったのですが、クラブのみんなが私も一緒に戦っていると思ってくれていたんだと思うと本当にうれしくて涙が出ました。友情を得たテニスクラブでした。