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テニス部体験談:テニス部時代の想い出

高校時代、テニス部に入っていました。私の入学した高校は男子校なので、必然的に男子しかいないテニス部になってしまいました。なぜ私がテニス部を選んだのかというと、今にしてみれば実に失礼な理由なのですが、なんとなく「チャラそう」だったからです。それにうちの学校は部活に絶対に入らなければならない校則があったので、一番楽そうで女の子にモテそうなテニス部を選んでしまったというわけです。なんとなく世の中を舐めていた当時の私は「テレビで観たことあるけど、狭いコートの中を動くだけでいいから簡単だよね」くらいの感覚で入部をしてしまったのです。

しかしいざ入部してみてわかったのですが、テニスは常に走りっぱなしです。コートの中を縦横無尽、ボールの動きをよく観て、読んで、動かなければなりません。いやはや当然なのですが観るのとやるのとでは大違いでした。実際にコートに立ってみると、意外に広いのです。テレビで観るプロテニス選手のように動くことは到底できるわけがありません。またうちのテニス部は顧問はそれほど熱心ではなかったけど、歴代のキャプテンが実に練習熱心で、瞬発力と持久力を鍛えるために、いつも私たちは走っていました。ただ、他の学校で聞く「一年生はずっとボール拾い」の制度はなく、みんな交代でコートを使い、ボール拾いをしていました。

テニス部に入って半年くらいしてのことです。奇妙なことに、私はそれほどテニスに対して熱心でもないにも関わらず、テニス部でそれなりに実力者扱いをされることになりました。私はテニスを始めたのは高校に入ってからで素人同然。なぜ私が他の部員よりも実力者扱いされたかというと、私はどうやらサーブに関してだけは、天賦の才があったようなのです。サーブだけは確実に相手コートの狙った位置に打ち込めるのです。こればかりは説明のやりようはありませんが、三年間のテニス部生活で私が覚えている限り、私がサーブを外したことはありません。ただそれ以外は他のみんなと実力的に差はありませんでした。しかしとても充実した高校生活を過ごせたと今では思います。

結局、高校卒業と同時にテニスはやめてしまいました。大学受験があったので勉強に忙しく、自然とラケットを握らなくなったわけです。大学でもやってみようかとも思いましたが、大学のテニス部はいわゆるコンパ系のものが多く、熱心にテニスをする場所は残念ながらありませんでした。もうあれから随分と時がたちましたが、暇ができたらまたテニスを始めてみたいなと思います。