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テニス部体験談:小中までずっとバスケット一筋だったのが

ミニバスケット少年団にも所属し、高校でもバスケット部に入りたかったのですが、 入学した高校のバスケ部男子は非常に有名で、県外からも特待生を招くほどの強豪校。当然入部者は部活内で一番多く、とてもではありませんが、趣味の範囲でバスケを楽しんでいた自分には、入る隙間はありませんでした。

仕方なく、といっては失礼ですが、その当時一番人気がなかった男子テニス部の先輩に頼み込まれ、しぶしぶ入部を決意。
練習前の走りこみや、フットワークをよくするため短距離走を何本もこなすなど、
運動量はバスケットとさして変わりはなかったのですが、物(ラケット)を振り回すということが初めての体験で、筋肉痛と手のまめに苦しめられました。
まめが出来ては皮が剥け、激痛に苦しめられる毎日。
うまくボールを相手コートに返すことが出来ないストレスも重なって、だんだん部活をさぼるようになってしまいました。

何度もともだちや先輩から、
「まだ初心者なんだから、うまくいかないのは当たり前」
「手のまめはだんだん硬くなりつぶれなくなる、もう少し耐えて」
何度も説得されましたが、辞めたくてしょうがない気持ちは変わらず。
そんなとき、顧問の先生から言われた言葉が今も胸に残っています。
「テニスを少しだけ好きになってくれませんか?」
表面上は、テニスに打ち込む自分を演じていましたが、本当は嫌で嫌で仕方なかったことがばれていたんですね。このまま辞めるのも癪だし、とてもみっともない。もう一度だけがんばってみようと、ともだちを巻き込んで、テニスの猛特訓に明け暮れました。

まずは基本から

姿勢は低くし、とにかくボールを良く見ること。
野球じゃないんだから、力いっぱいスイングしない。
今までは勝ち負けがつく、試合がすべて!な考えで、
日々の練習中、ラリーを続ける努力すらしていなかったのですが、そういった基本をしっかりしていくことで、ラケットのどこにボールを当てれば、どの方向に飛んでいくのかどれくらいの力を入れればうまく狙った場所に叩き込めるのかを学習することができました。

そうして真面目に練習に取り組むうち、なんとか形になってきて、手のまめも硬くなり、ちょっとやそっとじゃ皮も剥けないようになりました。
あのとき、挫折しなかったらきっとこんなに努力することはなかっただろうな、とは思います。有意義な挫折といったところでしょうか?
まだまだ発展途上な段階ですが、これから先、もっとテニスを好きになれるよう、そして後悔しないよう、全力で取り組んで行きたいと考えています。