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テニス部体験談:テニスを通じての団結を今でもまぶしく感じる

私は、商業高等学校の男子テニス部に所属していました。その学校では、男女でテニス部は分かれてはいましたがもともとそこまで広い土地もなく、山すそにある学校でしたので、テニスコートはひとつで、ほぼ合同で練習していました。

その学校では、とくにどの部活動が優秀であるというわけでもない学校で、その例に漏れずテニス部も世に言う仲良しクラブ状態でした。
放課後に集まって、みんなで練習がてら遊ぶ。あまり真面目とはいいがたい部活動ではありました。

しかし、これではいけないと思う時が来ました。自分達に後輩が出来たのです。示しがつかないとはまさにこのことでした。
そして、仲間の男の子が一人「テニスクラブへ習いごとをしにいこうと思う」といい、外で練習を始めました。
ですが、その子は外から持って帰ってきた練習法や技術を仲間の子や後輩と共有して少しでもみんなで上手くなろうとしていました。

その過程で、やはりあまりにお粗末だった練習風景に嫌気が差した子もおり、残念ながらそういった子達は抜けていってしまいました。仕方のないことでしょうが、どこか寂しかったです。

そういった子を、下級生から出さないためにも、顧問の先生にもかけあい、もっと自分達の練習を見ていただけるようにしてもらったりもしました。
それを経て、だんだん当初とは違った練習風景になっていきました。
最初はどうしても最後には遊んでいるような感じになってしまっていた練習も、暗くなってしまっても練習らしい練習を行うようになったり、朝練習にも励んでみたりと意識も高まってきました。

ですが、ここでもまた一つの問題が浮上します。顧問の先生が他校へ赴任してしまいました。この先生の下、やってきたことでしたので不安がまた部員を覆いました。ですが、それを何とか拭おうと、新しくきた顧問の先生と一緒にどうしようこうしようと試行錯誤を繰り返していきました。
さて、練習だけではということで、2年の夏に、何人かは大会へと出場してみることになりました。私は大会へ出られるほどではなかったので、残念ながらレギュラーにはなれませんでした。

練習の甲斐あってか、成績としてはまったく揮わない、残念な結果ではありましたが、2回ほどは勝て、次は。次こそはと練習に打ち込める雰囲気につながっていきました。
揮わないままの3年間でしたが、こういったテニスを通じての団結のようなものを今でもまぶしく感じています。
今でも、その友人達とはたまにテニスをしています。