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テニス部体験談:辛かったのもいつの間にか楽しくなり…

 私は女子高校に進学してテニス部に入りました。軟式と硬式の両方がありましたが、硬式テニス部を選びました。中学時代は軟式テニスをしていましたが、将来も趣味として続けるなら硬式だと思って選びました。
私の学校の硬式テニス部は、部員は多いのですが、それほど強くも無く、どちらかと言うとお嬢さんのお遊びの延長線という気分のメンバーが多くいました。通っていた女子高校は比較的裕福な家庭の子供が多く、世間ではお嬢様学校と言われていました。でも、私の家庭はいたって普通のサラリーマンの家庭で、決して裕福ではありませんでした。
入部しても、1年生はランニング、ボールひろいと声だし、それに素振りばかりで、全く楽しくありません。このつまらなさと、スポーツクラブ特有の先輩、後輩の関係に嫌気がさし、半数ほどが夏休み過ぎには止めて行きました。
私もこのつまらなさには、参りましたが我慢して続けました。道具やウエアの費用を出してくれた親に、簡単に止めては申し訳ないと言う思いがありました。
12月になり、3年生が退部して、ようやく2年生の指導下にボールを打つ、本格的な練習ができるようになりました。私はなかなか軟式の打ち方が抜けず、それを先輩に何度も指摘されました。週に1回指導に来る男子コーチにも、徹底的に修正されました。身についたものを、一旦白紙にすることがこんなに大変とは思いませんでした。

練習も本格的になり、2年生に進級した頃には、本当に部活が楽しくて仕方ありませんでした。でもその頃から、このテニス部には伝統的に派閥のようなものがある事を知りました。そういえば、3年生同士でも余り会話しない組み合わせがある事にも気づきました。その派閥は、系列の女子中学から高校に進んだ、どちらかというと裕福な家庭の子女と、私のように公立の中学からこの高校に入った、どちらかというと普通の家庭の子女の派閥でした。

クラスでも、少しはこうした点はありますが、このテニス部ではそれがひどいのです。そこにテニスの上手、下手が加わり、特に大会に参加する事が多い3年生には、選手に選ばれるか否かという、どろどろした関係がありました。これには、さすがにへきえきとしました。私を可愛がってくれていた先輩は、どちらのグループからも距離を置き、マイペースを貫く人でした。しかも、硬式テニス部では1,2を争うテニスの実力でした。

私は、この先輩のようなスタイルを貫こうと、周囲の雑音は無視し、精一杯練習に励みました。先輩のようなスタイルを貫くには、選手に選抜される実力を持たないと、いじめの対象にもなりかねないからです。もちろん、そんなどろどろとした、女性特有のいやらしさから距離を取る同学年の友人も多く、けっして嫌な事ばかりではありませんでしたが、、、。

部活の中で、親友もできました。3年生の時には、2回戦で敗退しましたが、県大会にも選手として出場できました。初会人となった今も、その親友とは付き合いもあり、週末には趣味としてテニスで汗を流しています。"